看護師ユーコの人前では絶対には言えないココだけの話

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キリスト教の教えが強いホスピスや緩和ケア病棟は日本には馴染みが薄い。

   

ホスピスの起源というのをご存知ですか?

ホスピスの起源は、中性のヨーロッパの教会なんです。

旅の巡礼者が宿泊していた教会で、病気で旅ができなくなった人達を看護した事から、その後、余命の短い患者さんのケアを行う施設として、ホスピスが始まったんです。
日本で始めてホスピスケアを提供したのは、大阪にあるキリスト教の病院です。
でも、日本にはキリスト教の教えが普及していませんでしたから、なかなか人々に認識されませんでした。

日本では、疾患の治療が一番に優先

日本では、疾患の治療が一番に優先されていたので、患者さんのQOLというのは、あまり重要に思われていなかったんです。
とにかく、体を治す為に治療をする事が一番で、治療をする事によって患者さんが受ける苦痛とか痛みなどは、ほとんど問題とされていなかったんです。
でも、最近では、状況もかなり変わって、全国的にホスピスが増えています。

ホスピスの理念が、多くの方に理解されているという証拠だと思います。

ホスピスでは、疼痛コントロールを行いながら、残された時間をその人らしく過ごす事ができるように、ケアが行われています。
ホスピスでは、患者さんの希望を100%受け入れてもらう事ができるんです。
これは、一般病棟ではあり得ない事だと思います。
一般病棟の場合は、とにかく治療が中心になりますから、なかなか患者さんの要求に答えてもらう事ができず、束縛された生活を送る事になってしまいます。
ただ、治る見込みのある患者さんであれば、治療の為に生活が束縛されても、希望を持つ事ができます。
でも、終末期の患者さんというのは、全く状況が異なります。
その人らしく、心身ともに安らかに余生を送る事ができるホスピスが、今後もっと増えて欲しいと思っています。

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